墓地・霊園の広告でよく見る永代使用料とは、どのような費用でしょうか?
「永代使用料」とは、お墓を建てる土地を使用する費用のこと。
使用する権利(永代使用権)を取得する料金です。そのお墓を建立するときに一度だけ必要な費用です。一度権利を取得すれば「永代」の言葉の通り、代々お墓を受け継いでいくことができますが譲渡・転売はできません。
お墓を購入する際に、消費税の増税は関係ありますか?
相続税は掛からないと聞いたのですが、何に税金が掛かるのですか?
墓石工事代と管理料が課税されます。永代使用料(お墓の土地代)は課税されません。
また、管理費は電気代や水道代といった運営に充てられるので、一般家庭と同様に電気代や水道代によって費用が変わることもあります。
お墓を建てるのにどのくらい費用が掛かりますか?
「永代使用料」「展示墓石○○%OFF」等を見かけますが、何にどのくらいお金が掛かるのでしょうか?
お墓を建てる墓地(土地)の広さによって建てるお墓の大きさも変わりますので
墓地の形態や墓石のデザインなど、どの部分に思いを込めるかによって費用も違ってきます。
お墓は大別すると「永代使用料(お墓の土地代)」+「墓石工事費(彫刻・施工含む)」、毎年掛かる「年間管理料」が必要になります。
公営・市営の霊園に応募していますが、倍率が高く当選しません。何か当選するための対策はありますか?
最近では民間霊園を使用している方も多くいらっしゃいます。
民営墓地はその市区に居住していなくても、空きがあればいつでも申し込めます。
また、生前に思い通りのお墓を建てられる等…制限が少ないことで、利用者が増えています。
市営墓地は地域によって空き区画が無いところが多く、【一定数の返還墓地の確保】をしてからの募集になります。
したがって、募集倍率が高く当選が難しい状況です。公営霊園によっては、落選回数で優遇されるケースもあるようです。お申し込みされた公営霊園の「申込規定」をご確認ください。人気の高いところは、落選回数による優遇はないようです。
石材の寿命はどのくらいですか?
墓石材として多く利用されている御影石は非常に固く風化に強い石材です。
その寿命は半永久的と言われております。しかし、石同士やより固いものをぶつけてしまうと簡単に欠けてしまうので、取扱いには注意が必要です。
お墓の一部をリフォームすることはできますか?
気になる部分をリフォームすることは可能です。例えば墓石が欠けた部分の補修や 目地直し、花立などの付属品を取り替え、墓石に研磨をかけることも可能です。
その他気になる点についてはご相談ください。
好きな形でお墓を建てても良いのでしょうか?
形に関する決まりはありません。お墓は末世の自分の家でもあります。
立てる人の感性や価値観に合った、その人らしいデザインの墓石をお建てになれば良いでしょう。
ただし墓地によっては、墓石の形や大きさなどが規制されている場合があるので確認しておきましょう。
生前にお墓を建ててもいいのですか?
生前にお墓を建てることを「寿陵(じゅりょう)」といい縁起がよいとされています。
またご夫婦が元気なうちに「こういう石がいい」「こういうデザインがいい」とあれこれ相談しながら造れるのもポイントでしょう。
亡くなって 葬儀が済んでからでは精神的にも経済的にも大変だとよく聞きます。
一般的な墓石に使われる文字は?
「楷書体」「隷書体」「行書体」「草書体」等があげられますが、自筆のものや書家に依頼したものでも刻めます。